私の職人考 |
私にとって職人とは、物づくりを通じて
己が感性を精一杯働かせてゆくものであり
自己満足に終らぬよう工夫に努め
心身を忘れる程に真心を尽くしてゆく
その為した結果が少しでも
お客様に喜んで貰える時
何よりも幸せに思ってゆく者
であると思っています。
世のため、人のため、そして
自分のために
すべては感謝より生ず。
願わくは貴方様と私共の趣が
同じくありますことを念じて止みません。
横山俊二
今年も見事に咲きました柏屋の家宝 「紫香の藤」横山芳巳 移植 1893年ごろ